王家衛(ｳｫﾝ･ｶｰﾜｲ):新作映画の主役に張曼玉､董潔を抜擢

●王家衛(ｳｫﾝ･ｶｰﾜｲ):新作映画の主役に張曼玉､董潔を抜擢(2004/06/23)

　王家衛(ｳｫﾝ･ｶｰﾜｲ)監督が『周〓伝』の撮影権を獲得した｡主役には､国際派女優である張曼玉(ﾏｷﾞｰ･ﾁｬﾝ)と中国新世代ｽﾀｰのﾄｯﾌﾟﾗﾝﾅｰである董潔(ﾄﾞﾝ･ｼﾞｴ)が抜擢されている｡23日付で中国新聞社が伝えた｡(〓は王偏に旋､以下同)
　ｳｫﾝ･ｶｰﾜｲ監督は､すでに『周〓伝』の台本を国家電影局に審査申請を行なっているという｡同映画は､前作『2046』の延長線上にあり､誰が見てもすぐに話の内容を理解できるように制作された｡
　同映画の中で､ﾄﾞﾝ･ｼﾞｴは若き頃の｢周〓｣を､ﾏｷﾞｰ･ﾁｬﾝは､大人になった｢周〓｣を演じる｡ﾄﾞﾝ･ｼﾞｴのﾃﾞﾋﾞｭｰ当時の写真から､｢周〓｣の面影を垣間見ることができるが､ﾏｷﾞｰ･ﾁｬﾝと｢周〓｣の外見､性格などにはまったく接点がない｡しかし､ﾏｷﾞｰ･ﾁｬﾝは､『2046』に続き｢必ず成功させる｣と強い意欲を示した｡
　同映画で描かれる｢周〓｣は､1920年に江蘇(こうそ)省で生まれ､周家に養女として引き取られた｡1931年に上海市の劇団に入ったことをきっかけに､歌手､女優としての道を歩み始める｡『孟姜女』『紅楼夢』など数多くの映画で主演を務め､現在でも大物女優として名を残している｡

(C)ｻｰﾁﾅ

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