ﾂｲ･ﾊｰｸ監督､唐の探偵･狄仁杰を映画化

●ﾂｲ･ﾊｰｸ監督､唐の探偵･狄仁杰を映画化(2007/10/17)

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以前『西遊記』の映画化を構想していた､香港の有名監督･徐克(ﾂｲ･ﾊｰｸ)｡内容についてﾘｻｰﾁをしている時に､唐の探偵･狄仁杰の物語を発見したという｡この物語に魅了されたﾂｲ監督｡2008年3月に､台湾の陳国富(ﾁｪﾝ･ｸｫﾌｰ)監督をﾊﾟｰﾄﾅｰに､『狄仁杰』を映画化すると発表した｡

　　製作を手掛ける徐克の妻､施南生(ﾅﾝｽﾝ･ｼｰ)は､｢すでにｽﾎﾟﾝｻｰからの出資を受けています｡ﾂｲ監督は当初､林青霞(ﾌﾞﾘｼﾞｯﾄﾞ･ﾘﾝ)をｽｷﾝﾍｯﾄﾞにして三蔵法師を演じてもらいたい､と考えていました｡しかしその話は消え､05年の終わりから狄仁杰の脚本準備に取り掛かりました｣と話し､｢ｷｬｽﾄはまだ決まっていません｣と説明した｡

　　ﾂｲ監督が興味を持った｢狄仁杰｣という人物は､唐の時代の高官で､前任者が残した仕事を一つずつ丁寧に片付け､犯罪事件を上手に処理したという逸話が残されている｡04年には中国の中央ﾃﾚﾋﾞ(CCTV)でﾄﾞﾗﾏ化され高視聴率を残しているが､ﾂｲ監督はどういうｷｬﾗｸﾀｰを誕生させるのか､期待されている｡(編集担当:饒波貴子･黄珮君)

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