●『シャングリラ』東京公演、神話のダンサーが特別出演(2007/10/12)
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TBS、東急文化村はこのほど、東京都内で民族歌舞劇『シャングリラ』の制作発表を行った。同歌舞劇は2003年8月に雲南省昆明市で初演されて、中国国内で1000回以上公演を重ねた。近年では米国、ロシア、ヨーロッパなど各地で公演を重ね、『リバーダンス』、『ストンプ』、『シルク・ド・ソレイユ』など欧米の名作に匹敵する芸術性とエンターテインメント性を高く評価されているという。
『シャングリラ』は、民族舞踊の第一人者として知られる揚麗萍(ヤン・リーピン)が雲南省、四川省、チベット自治区などで15カ月をかけて収集・整理した20以上の民族の伝統舞踊に基づく。ソリストの揚以外の出演者はほとんどが農民。経験豊富な楊の構成で、昔ながらの踊りが現代テーストのあるエンターテインメント作品に生まれ変わった。
制作発表のため、芸術監督を務める揚麗萍(ヤン・リーピン)も来日(写真中央)。揚は雲南省大理市の出身。1971年にプロの舞踏家としての活動を開始。86年に発表した独踊『孔雀の霊』は、民族舞踊作品の中でも「絶品中の絶品」と高く評価された。最近は舞台監督に専念するため自らが踊ることは少なくなり「神話のダンサー」などとされている。
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