●リー・ヤーポン:娘のために一生涯の慈善活動を誓う(2007/09/18)
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 アジアを代表する歌姫・王菲(フェイ・ウォン)の夫である俳優・李亜鵬(リー・ヤーポン)。新ドラマ『目撃者』プロモーション中のヤーポンは、メディアに対して初めて心境を語った。

 「最近は朝早くから仕事をしているので、娘と過ごす時間が少ない。でも夕食はなるべく家で食べるようにしている。そして彼女たちの寝顔を見て、撮影現場に戻る毎日。娘2人は今北京にいるので、現場が北京の時は遊びに来てくれる。昔子供がいなかった頃、子供が恋しいと他人が言うとわざとらしいと感じてた。でも実際に父親になると、自分の子供は本当に可愛くて、いつも会っていたい」と娘について語ったヤーポン。

 妻フェイとの共演については、「僕たちはプライベートを披露する気はないので、共演の可能性はない。彼女は芸能界に執着していないし、僕ものんびりやっているので共演する機会はないだろう」と答えた。

 ヤーポンとフェイの娘は先天的に上唇が裂けている口唇裂だが、同じ症状を持ちながら手術を受けられない子供を支援するため、2人は治療基金「嫣然天使基金」を設立している。「設立して9カ月が経ち、約1400万元(約2億1000万円)の寄付があった。それで、200件以上の手術ができた。中国初の慈善病院も設立したので、ボランティアで協力してくれる医者を探してる。病気で悩む子供たちのために、無料で手術を施し助けて欲しい」と呼び掛けた。

 「現在僕は36歳。去年娘が出来て、この1年間で成長したと思う。昔から仕事は好きだったが、気持が幼くて何をやっても長続きはしなかった。でも今はやっと一生の目標を見つけた。それはボランティア活動を続けること。もちろん娘のために」と語ったヤーポン。良き父親として、また大人の俳優としてこれから活躍してくれそうだ。
(編集担当:饒波貴子・黄珮君)
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