●『ラスト、コーション(色・戒)』アカデミー賞に出品(2007/09/14)
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2008年春に開催される、第80回アカデミー賞。外国語映画賞候補作として、各国から1作品が出品できるが、中華圏からは中国の『投名状』、香港の『太陽照常升起』、台湾の『ラスト、コーション(色・戒)』の出品が決定している。また韓国の『密陽』とタイの『那雷頌国王2』の出品も決まり、熾烈な受賞争いが予想される。
劉徳華(アンディ・ラウ)、李連杰(ジェット・リー)、金城武が義兄弟を演じる歴史アクション大作『投名状』は録音作業を終え、アカデミー出品規定に則った1週間の上映が、今月中国で予定されている。
またベネチア映画祭で上映された、姜文(チアン・ウエン)監督の『太陽照常升起』は、香港代表として出品。主役を演じる成龍(ジャッキー・チェン)の息子、房祖名(ジェイシー・チャン)の好演が光る。
そして本命作となるであろう、ベネチア映画祭最高賞受賞作、李安(アン・リー)監督の『ラスト、コーション(色・戒)』。梁朝偉(トニー・レオン)と湯唯(タン・ウェイ)の演技が素晴らしいのはもちろんのこと、リー監督の演出こそがアカデミー賞の審査の最重要ポイントになりそうだ。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)
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