●梁朝偉:『色・戒』のベッドシーン、中国ではカット(2007/09/04)
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 李安(アン・リー)監督の最新作、『ラスト、コーション(原題:色・戒)』が、31日、ベネチア国際映画祭のコンペ部門で上映され、訪れた観客の好評を得た。しかし、劇中ではベッドシーンや殺人シーンなど刺激の強い描写が多く、中国大陸での上映時にはこれらのシーンを大幅にカットする予定だという。3日付で武漢晨報が伝えた。

 作品では、主演の梁朝偉(トニー・レオン=写真)と湯唯(タン・ウェイ)の数回にわたるベッドシーンや、王力宏(ワン・リーホン)が人を刺殺するなどの暴力シーンも多い。中国当局はアン・リー監督に、中国での上映時にはこれらのシーンをカットするように申し入れたという。

 アン・リー監督は1日、中国メディアの取材に対して、「ベッドシーンをカットするのは残念だけど、大陸版はカットしたシーンの影響をできる限り小さくするつもりだ」とコメント。監督がカットの申し入れを承諾したのは、中国市場を重視していることが理由だとされる。
(編集担当:巖本雅子)
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