●ジャ・ジャンクー監督『長江哀歌』が8月18日公開(2007/07/12)
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 『プラットホーム』『世界』で知られる賈樟柯(ジャ・ジャンクー)監督の最新作、『長江哀歌』(ちょうこうエレジー)が8月18日より公開される。

 物語の背景は「万里の長城」以来の一大国家事業といわれる中国・長江の三峡ダム建設。ダム建設によって伝統や文化、記憶や時間も水没していく運命にある古都・奉節を舞台に、名もなき市井の人々の「生」のまたたきを見つめた作品。

 本作は2006年ベネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞グランプリを獲得した。


【監督・脚本:ジャ・ジャンクー(賈樟柯)】
1970年中国山西省生まれ。今やチャン・イーモウと並ぶ現代中国の国民的映画監督。超大作娯楽派・北京派の第5世代チャン・イーモウに対して、アート派・上海派の第6世代。国際的な評価も高まりつつある中国映画界の旗手の1人である。

【映画の舞台、長江・三峡とは】
長江は中国を東西に横断するアジア最長の大河。その下流域を揚子江と呼ぶ。長江・三峡は、古来より山水画の題材に好んで描かれ、重慶からの「長江下り」は特に人気が高い。また、「三国志」の舞台でもあり、李白、杜甫、白居易らの詩人も、この地を題材に数多くの詩を残している。

※『長江哀歌』(ちょうこうエレジー)は、8月18日から、シャンテシネ他にて公開。
【サーチナ・巖本雅子】

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