●『女帝』プレミア(1)チャン・ツィイーが舞台挨拶(2007/05/30)
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 馮小剛(フォン・シァオガン)監督の豪華中華時代劇『女帝〔エンペラー〕』(原題:夜宴)の日本公開に合わせて主演の章子怡(チャン・ツィイー)が来日し28日、日比谷スカラ座でジャパンプレミアが行われた。

 会場入り口に設けられたレッドカーペットにはさとう珠緒、石田純一、叶姉妹、インリン・オブ・ジョイトイらが姿を見せ、シェイクスピアの豪華な映像美を誇る同作品に花を添えた。


 ツィイーは純白のドレスに身を包んで舞台に登場。「日本のみなさんは、いつも私を励ましてくれます。良い作品を作ることがお返しだと思います。できたら、毎年1本は撮りたいですね。そうすれば宣伝などのために、毎年日本に来ることができますから」などと話した。

 『女帝』については、「長い台詞回しがありました。舞台とは違い、映画では難しいのですが、私にとってすばらしいチャレンジになりました」と語った。また、役作りでは、「自分の創意工夫を生かせる『空間』がある作品でした。すばらしいドラマだと思います」と述べた。

 馮監督は、原案となったシェイクスピアの「ハムレット」との関係について、「結果として、ずいぶん離れた作品になりました。『ハムレット』ほど内向的な作品ではないので、ご安心ください」と説明。

 ツィイーによると、馮監督の次作品はコメディーで、既に脚本作りに着手しているという。「私の役はあるんですか、といつも尋ねているんですけど」と、日本の観客を前に、改めて馮監督に問いただしたが、監督は「私はコメディーを多く撮ってきた。大スターは悲劇的な作品に出演したがるものだが、彼女のようにコメディーに関心を持つスターも増えてきた。うれしいことだ」と、はっきりとは答えなかった。


 『女帝〔エンペラー〕』は6月2日から、有楽座ほか全国東宝洋画系で公開される。(編集担当:如月隼人)

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