●祝!『イタキス祭り』ジョセフ・チェン インタビュー(2007/05/16)
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日本の人気コミックが原作で、2005年に大ヒットした台湾のラブコメディードラマ『イタズラなKiss〜惡作劇之吻〜』に主演し、人気急上昇中の俳優、鄭元暢(ジョセフ・チェン)が、このドラマの続編制作決定をファンに報告するため、来日! 東京でファンミーティング「イタキス祭り東京」が行われた翌日の7日、興奮冷めやらぬ様子のジョセフくんに、ドラマや日本のファンについて話を聞いてみました。

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――今回の来日では空港にお出迎えのファン800人が集まり、昨日のファンミーティングも相当盛り上がりましたが、いかがですか?

 「大感動!です。ファンミーティングの日は雨が降っていたのに、みんな、並んで入場待ちをしてくれていたそうで……、とてもうれしかったんですけど、身体も大事にしてね、と伝えたい。実は最近、僕自身が風邪をひいてしまって辛い思いをしたばかりなので。

 『イタズラなKiss〜惡作劇之吻〜』は今、続編の撮影をしているんですが、続編が撮れるのもファンの皆さんのおかげです。このドラマは『愛』がテーマなので、見てくれる皆さんに『愛』とか『幸せ』という気持ちを届けられたらうれしいですね」

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――『イタズラなKiss〜惡作劇之吻〜』の主人公、入江直樹はどんなイメージで演じましたか?

 「始めに原作を読んだとき、直樹はクールなやつで、家がお金持ち、頭が良くてスポーツもできる、完璧な人間だと思ったんです。でもよく読み込んだら、普通の人とはちょっと違って、なにか足りない部分があるんですよね。感情を表現することが苦手だったり、独りが大嫌いだったりして……、外側と内側のギャップが大きい。独りが嫌いという部分は僕と同じかもしれませんね」

――そんなクールな直樹がドラマ終盤では、一度は振った相手の琴子に甘えだしますよね。そのギャップがたまらない!とファンの間では話題でしたが、ジョセフさん自身もそんなところ、あったりしますか?

 「似ている部分はあるかもしれませんね。ドラマの中で『(直樹は)90%は自分をコントロールできるけど、残りの10%は琴子の助けがないと上手くいかない』という台詞があるんです。見た目はどんなにクールそうな人でも、身体の中のどこかには、自分が行きたい方向に行きたいっていう自然な感情を持ってますよね。そんなところは人間、誰でも一緒だと思うんです。僕も、やっぱり将来は温かい家庭を持ちたいな、と思ったりしています。

 直樹はIQ(知能指数)はとても高いけど、EQ(感情指数)はそんなに高くないので、琴子がドジなことをするとすぐに怒りまくる。僕はどっちかというとEQは高い方だと思うので、その辺は違うかもしれませんね」

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――ヒロインの相原琴子を演じた林依晨(アリエル・リン)さん、ライバル役の池沢金之助を演じた飛輪海(フェイルンハイ)のジローこと汪東城(ワン・トンチェン)さんとの共演はいかがでしたか?

 「アリエルはとても素晴らしい女優さんですね。一緒に仕事をする前、彼女のドラマを見たことがあるんですけど、なんて生き生きと演じる人なんだろう!って感心しました。実際の彼女は頭が良くて、とても真面目。学ぶことが多いですよ。彼女と仕事していると気持ちがいいんです。ドラマの中で相手役を演じるというのは、キャッチボールに似ていると思うんですけど、彼女とはそれがとてもいい感じでできる。


 ジローは彼が演じた金之助と性格が似ていると思います。よくしゃべるし、仕事でも感情の面でも突っ走るタイプ。僕と性格が合うからよく話もしましたよ。僕も彼もこのドラマはデビュー作に近い感じだったから、かなり気合いを入れてがんばりました。お互いに仕事が忙しいから、プライベートではほとんど遊べないんだけど、電話とかメールで連絡し合ってます」

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――今はテレビドラマのお仕事がメインですが、他にやってみたいことはありますか?

 「まずは『プロの俳優』になりたいんです。今はテレビドラマの仕事ばかりですが、今年の半ばからは映画の仕事もやっていきたいと思います。舞台や歌も、司会とかもやってみたいとは思うんですけど、そういう、なんでもこなすタレントを目指すのはもっと先の話かな」

――忙しい毎日だと思いますが、リラックスできる時間があれば何をしていますか?

 「友達と一緒にいるのが大好きで、そういう時間がストレス解消になっています。おしゃべりしたり、お酒飲んだり、スポーツしたりね。友達が忙しくて会えない時には、1人で家でテレビを見たり、ゲームをしたり……、『電車男』ばりにオタクっぽい感じかも(笑)」

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 実は以前、日本で日本語の勉強をしたことがあるというジョセフくん。質問の一言ずつにうなずきながら答えてくれる姿は、かなり日本語が聞き取れている様子。話す方はといえば、彼曰く、「幼稚園レベルかな(笑)」。それでも最後にはしっかりした日本語で、「応援してくれて、ありがとうございます。今、日本語を勉強中です。僕はガンバリます。『イタズラなKiss』観てね!」とファンへのメッセージをくれました。
【聞き手&撮影:恩田有紀】

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