●劉徳華主演『墨攻』2月公開で来日・プレミア上映(2007/01/18)
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 劉徳華(アンディ・ラウ)主演の映画『墨攻(ぼっこう)』が2月3日から日本で公開されることになり、16日、東京・丸の内ピカデリー1でプレミア上映と舞台あいさつが行われた。舞台には脚本も担当した張之亮(ジェイコブ・チャン)監督、劉徳華、韓国のベテラン俳優アン・ソンギ、中国の範冰冰(ファン・ビンビン)と撮影監督の坂本善尚氏が揃い(=写真右から)、作品に込めた気持ちを語った。

 日本の人気コミック『墨攻』(森秀樹作)を原作とする香港・中国・韓国・日本合作映画で、11年間の構想期間を経て完成した歴史大作。アンディは2000年前の戦乱の中国で「非攻」を掲げ、平和を目指して戦い続けた墨家の天才戦術家、革離役を演じている。

 アンディは「僕のルックスは漫画の主人公と似ていないので原作者の方に申し訳なく思いますが(笑)、考え方はまったく同じです。皆さんぜひ、自分のそばにいるすべての人を愛してください」とあいさつした。

 革離がたった1人で立ち向かった大軍の猛将・巷淹中役がアン・ソンギ。アンディ演じる革離とは戦いながらも認め合っていくという役柄だった。実際、2人は撮影中に相当打ち解けたようで、「今では彼は私の友達で、弟のようでもあります」と語った。

 日本から参加した坂本撮影監督は、「零下10度以下の夜の撮影でもきちんとアクションができる俳優陣に驚きました」と敬意を表し、「こんなにスケールの大きな映画を日本だけで創るのは難しくなってきた。製作に参加できて、本当に幸せでした」と感慨深げに話していた。

 『墨攻』は2月3日から丸の内ピカデリー1、新宿ミラノ、109シネマズMM横浜ほか、全国で公開される。
(編集担当:恩田有紀)

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