●ジェット・リー『霍元甲』は名誉棄損に当たらず(2006/12/28)
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中国に実在した武術家、霍元甲(フオ・ユエンジァ)を描いた映画で名誉を傷つけられたとして、親族が映画製作会社や主演俳優などを訴えていた裁判で、北京市第一中級人民法院は「作品は名誉棄損に当たらない」との一審判決を言い渡した。中国新聞社などが伝えた。
映画は于仁泰(ロニー・ユー)監督、李連杰(ジェット・リー、=写真)主演の『SPIRIT(原題:霍元甲)』で、訴えていたのは霍元甲の孫だと名乗る81歳の男性。男性は「誇張されたストーリーによって祖父の名誉を傷付けられた」として謝罪を求めていた。
製作会社側は男性の戸籍にあいまいな点があることから、男性が霍元甲の孫であることを証明する書類の提出を求めていた。しかし、法院は「当時の戸籍制度は不完全であり、男性の身分を疑うことはできない」と判断。その上で、「ストーリーの誇張と脚色は許容範囲にあり、名誉棄損には当たらない」として男性の訴えを退けた。
男性側は判決を不服として控訴する構えを見せている。(編集担当:恩田有紀)
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