●北京人民芸術劇院の傑作『雷雨』、東京で24日〜(2006/11/24)
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中国文化部と中国大使館の主催による「中国文化フェスティバル」が11−12月、東京、横浜の各会場で開催される。2007年の日中国交正常化35周年を前に、京劇、バレエの公演、コンサート、写真展などを通して中国文化を日本に紹介しようという大規模なイベントだ。11月24−26日は北京人民芸術劇院が東京・港区の四季劇場「秋」で、中国現代劇(話劇)の最高傑作とされる『雷雨』の公演を行う。
北京人民芸術劇院は1952年に設立され、これまで、国内外の古典から現代劇まで約300演目を上演してきた中国トップレベルのストレートプレー劇団。今回上映する『雷雨』は劇院の初代院長を務めた中国文学界の巨匠・曹禺が33年、弱冠22歳で発表した悲劇。
過去の恩讐に起因する不幸が1日という短い時間の中で2つの家庭、8人の人物の身に降りかかる。狭い舞台の上に当時の道徳観、階級という矛盾、そして個人の環境や時代に対する強い反発が描き出す手法は、中国のストレートプレー界に大きな大きな衝撃を与え、見る人々に深い感銘を与えた。息をつかせぬストーリー展開に、個性的な登場人物、練り上げられたせりふ――。中国語公演だが日本語字幕が付くので、中国語が分からなくても十分堪能できるだろ。
チケットはS席9450円/A席6300円/B席4200円/バルコニー3150円。パソコンか携帯電話でSHIKI ON-LINE TICKET(http://489444.com)にて購入できるほか、劇団四季予約センター(電話:0120−489444)で予約、劇団四季専用劇場のチケットボックスで直接購入が可能だ。チケットぴあ、ファミリーマートでも扱っている。
(編集担当:恩田有紀)
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