●金城武×周迅「ウィンター・ソング」11月日本公開へ(2006/09/24)
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 陳可辛(ピーター・チャン)監督作品『ウィンター・ソング(原題:PERHAPS LOVE)』が11月に日本で公開されるのに合わせ、陳監督と主演の金城武、周迅(ジョウ・シュン)が来日し、14日に東京・丸ビルでファンイベントと記者会見を行った。

 18時からのファンイベントには2000人以上が集合。久しぶりの来日となった金城に「おかえりなさい!」の大声援を送った。監督と金城、周迅は特設舞台から挨拶し、まもなく別室の記者会見場へ。集まったファンらは巨大スクリーンで記者会見の様子を見守った。

 『ウィンター・ソング』はかつて恋人同士だった男女が10年ぶりに共に人気俳優として再会し、止まったままの歳月を振り返る、切ない愛の物語。劇中劇で演じられるミュージカルパートの華やかさ、時を越えて複雑に交錯するカットの鮮やかさは、香港映画のエンターテインメント性をブラッシュアップさせた陳監督ならではだ。

 金城は「この映画のおかげでアジア各地に宣伝に出かけることができましたが、今回やっと日本で公開されることになってとてもうれしい」と笑顔。

 周迅は「忘れがたい特別な作品。2年前の冬に撮ったのですが、冬になるといつも撮影の時のことを思い出します」と語った。

 映画の中で金城、周迅と三角関係を演じたのは、「歌の神様」とも呼ばれる香港の張学友(ジャッキー・チュン)。作品中でも彼の堂々とした歌声が披露されている。

 金城は「撮影中、楽屋では隣がジャッキーさんの部屋だったんです。彼は根っからの音楽人間なのでいつも歌っているんですね。小さい頃から大好きだった歌手の方なので、『ラッキ〜!』って思いながら壁に耳をくっつけていました」とちょっとカワイイ裏話も披露してくれた。

 『ウィンター・ソング』は11月、有楽町スバル座ほか東宝洋画系にて全国ロードショー。
(編集担当:恩田有紀)

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