●中国でテレビ離れ?視聴時間10分減少(2006/08/29)
(C)サーチナ&CNSPHOTO
23日、全国37局のテレビ局長が参加し、「第1回全国テレビ局局長討論会」が北京の釣魚台国賓館で開催された。同時に公表された「中国テレビ局管理新機軸とブランディング分析報告(2005−2006)」によると、ここ6年間でテレビの1日平均視聴時間が10分短くなっていることが明らかになった。またチャンネル人気総合ランキングの上位10位には中央電視台(CCTV)が9チャンネルでランクインした。
この報告は中央電視台を中心に各テレビ局が共同で編集したもの。全国30余りのテレビ局の資料を集め、専門家の視点から、各テレビ局による管理体制とブランディング戦略の現状が細かく分析されている。
2000年以降、全国のテレビ視聴者数は小幅続伸し、5000万人弱まで伸びたが、平均視聴時間は10分短くなっている。2005年における全国平均の視聴時間は1日当たり、女性で177分、男性が172分。地区別でみると、華北での視聴時間が一番長く、1日当たり195分だった。
更にレポートでは2786サンプルを集め、テレビ番組調査を行っている。全国50の衛星チャンネルの実力ランキングでは「テレビドラマ力」「大型イベント力」「番組の斬新さ」や「キャスターのランキング」で、湖南衛星放送が他局に大差をつけてのトップ。人気総合ランキングでも4位だった。人気総合ランキングの上位3位は中央電視台の、1チャンネル、3チャンネル、5チャンネルだった。
番組司会者ランキングでは、李詠(=写真)が13.2%と、2位以下に大差をつけての人気No.1となっている。
(編集:仁井いずみ)
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