●劉徳華:新作は純愛映画『愛と死の間で』来日会見(2006/07/25)
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香港製純愛映画『愛と死の間で(原題:再説一次我愛ニイ)』が8月12日から公開されるのに合わせて、主演の劉徳華(アンディ・ラウ、し=写真右)と余国偉(ダニエル・ユー、=同左)監督が24日、都内のホテルで来日記者会見を行った。
自らの映画製作会社「フォーカス・フィルムズ」を立ち上げ、プロデューサーとして新しいアジア映画を生み出す試みに挑んでいるアンディが、自らを主演に撮った新作は、純愛と夫婦の絆を描く切ない物語。『インファナルアフェア(無間道)』シリーズなどで見せた凄みのある演技とは打って変わって、心根の優しい男を演じた。
余監督とアンディとは30年来の友人で、「フォーカス・フィルムズ」の仕事の上での良きパートナーでもある。
今回の映画は余監督が脚本を選んだそうだが、「彼自身の恋愛もあれこれ見てきたけど、この映画を撮ってやっと、コイツも『愛』について分かってるんだな、と納得した」と、アンディ。よく知った仲だからこそ、満足いくまで話し合って妥協のないものを創りたい。そんなわけで、「撮影中はいつも口げんかしていた。っていうより、僕が監督を怒鳴ってばかりいたんだけど!」といった裏話も明かしてくれた。
『愛と死の間で』は8月12日から日比谷・シャンテ シネにて公開後、順次、全国でも上映。記者会見の詳しい内容は追って「中国情報局・華華娯楽」でお届けします。
◆『愛と死の間で』◆
愛する妻・チーチン(シャーリン・チョイ)を交通事故でたった一人、死なせてしまった外科医のコウ(アンディ)は、大きな悲しみを抱えて医者を辞め、救護隊員になった。ある事故で車に閉じ込められた女性・ユンサム(チャーリー・ヤン)を救出し、救急処置を施そうとしたコウは、彼女の鼓動に特別なものを感じる。ユンサムは過去に心臓移植手術を受けており、その心臓は亡き妻チーチンのものだった――。
ユンサムが末期の病に冒されていることを知ったコウは、チーチンの心臓を持つユンサムだけでも一人で逝かせてはならないと、残された時間を彼女と共に残すことを決めたのだった。(編集担当:恩田有紀)
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