●『胡同のひまわり』公開であの画家の展覧会も開催(2006/07/05)
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 中国の若手実力派監督、張楊(チャン・ヤン)の最新作『胡同のひまわり』が8日から、東京・Bunkamuraル・シネマで公開になる。この作品の上映を記念して、劇中で使われた父子愛を象徴する家族の肖像画を描いた画家・張暁剛(ジャン・シャオガン)の日本初の展覧会が、渋谷・トーキョーワンダーサイトで開かれることになった。

 張暁剛は1958年、雲南省・昆明生まれ。四川美術学院の油絵科を卒業後、中国コンテンポラリーアートの旗手として活躍してきた。

 映画の中で主人公・向陽の作品として登場したのは、張暁剛が93年から制作し始めた「全家福」シリーズの中の作品。「全家福」とは家族全員が揃った記念写真のことで、60年代から70年代にかけて中国各地の映画館で撮影された写真を元にし、幻影のような雰囲気で描かれている。

 展覧会の会期は7月4日から14日、開館時間は11時〜19時(月曜休館)。問い合わせはトーキョーワンダーサイト渋谷(http://www.tokyo−ws.org/shibuya.html  電話:03−3463−0603)まで。(編集担当:恩田有紀)

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