●東京で「中国映画祭」開催、大陸作品5本上映(2006/06/08)
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中国大陸の話題の映画5本を上映する「中国映画祭」が6月16日から18日まで、東京・赤坂の草月ホール(草月会館B1)で開催される。

  今年で3回目を迎える「日中映画祭」の中の一部で、すでに中国側では浙江省・杭州市で5月26日から6月1日、「日本映画祭」と題して『姑獲鳥の夏』(実相寺昭雄監督)、『北の零年』(行定勲監督)など日本映画7本が上映された。

  東京での「中国映画祭」で上映されるのは下記の5作品。

●『どうぞ私に栄誉を!(原題:求求ニイ、表揚我)』(黄建新・監督)−16日19時〜(18時30分から主演の3人による舞台挨拶)
●『胡同愛歌(原題:看車人的七月)』(安戦軍・監督)−17日10時〜/18日15時45分〜
●『静かなるマニ石(原題:静静的嘛〓石)』(ワンマツェダン監督)−17日13時〜/18日18時30分〜 ※〓は口へんに尼
●『二人のバレエ(原題:両個人的芭蕾)』(陳力・監督)−17日15時45分/18日13時〜
●『魯迅』(丁蔭楠・監督)−17日18時30分〜/18日10時〜

  オープニング作品となる『どうぞ私に栄誉を!』は実力派俳優の王志文(ワン・ジーウェン)とコメディアンの範偉(ファン・ウェイ)、「万人迷(超人気者)」の愛称で親しまれる美人女優の陳好(チェン・ハオ)が主演。

  ある日、「暴行されている女性を救った」という男が新聞社にやってきて、「紙上で自分の行為を称え、表彰してほしい」と願い出ることをきっかけに始まるこの物語は、中国の庶民の生活と人間の内面に潜むエゴを描き出している。

  16日18時からのオープニングセレモニーには、日本側のゲストとして女優の田中麗奈が出席予定。さらに中国の民俗音楽や京劇も披露され、映画祭を盛り上げる。

  チケットは1500円、オープニング作品のみ2000円で、チケットぴあ、ローソンチケット、イープラスほかで販売中。詳細は公式サイト http://www.cj−ff.org/ または電話:03−5414−6014(日中映画祭実行委員会)にて。(編集担当:恩田有紀)

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