●劉偉強(アンドリュー・ラウ)『デイジー』会見、イ・ソンジェがパトカーで連行?(2006/03/22)
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香港の劉偉強(アンドリュー・ラウ)監督の新作映画『デイジー』の日本公開に先駆けて22日、東京都内のホテルで来日記者会見が行われ、ラウ監督と主演のチョン・ジヒョン(写真中央)、チョン・ウソン(写真右)、イ・ソンジェ(写真左)が出席した。
ラウ監督はオランダでの撮影のエピソードを聞かれると、「韓国と香港とオランダのクルーがそれぞれ違う言葉を話すので、同じことを違う言葉で何度も話したりしました。いろんな言葉が飛び交っていたので、オランダのクルーが広東語のスラングを覚えたり、なんてこともありましたよ」とコメント。
チョン・ジヒョン演じる画家の卵・へヨンを心から愛しひなぎくの花(デイジー)を贈り続けることで自らの気持ちを表現する暗殺者、パクウィを演じたチョン・ウソンは、「ラウ監督と出会った時からすべてのエピソードが始まりましたが、国や言葉を越えてとても楽しく撮影することができました」などと語った。撮影中のエピソードを聞かれると、「オランダでの撮影中に本当に狙撃事件が起きたんです。僕が映画で暗殺者を演じていたのでみんなから『事件の時どこにいたんだ?』と聞かれました」と会場を笑わせた。
麻薬ルートを追うインターポールの捜査官、ジョンウを演じたイ・ソンジェは、「撮影中よく車でスポーツジムに行っていたんですが、たまたま歩いて行った日に警察に『そこは歩くところじゃないよ』と呼び止められて。結局パトカーに乗せられてホテルまで帰りました」と風変わりなエピソードを披露。隣りに座っていたチョン・ウソンが「警察は(イ・ソンジェが)インターポールと知っていて乗せてくれたんじゃないの」と鋭いつっこみを入れ、笑いを取った。
会見中はラウ監督と3人のキャストが笑顔で冗談を交わす場面も。チョン・ジヒョンにラブコールを送り続けるラウ監督、そしてイ・ソンジェのボケにチョン・ウソンがつっこむという絶妙なコンビネーションが、集まった報道陣を笑いの渦に巻き込んだ。
『デイジー』は5月27日から日比谷有楽座他にて全国ロードショーとなる。(編集担当:田村まどか・如月隼人)
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