●『ﾃﾞｲｼﾞｰ』ﾁｮﾝ･ｳｿﾝがﾗｳ監督を横目でｼﾞﾛﾘ (2006/03/22)
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異国の地で巡り合った男女の数奇な愛の物語を描いた『ﾃﾞｲｼﾞｰ』は､『猟奇的な彼女』のﾁｮﾝ･ｼﾞﾋｮﾝ､『私の頭の中の消しｺﾞﾑ』のﾁｮﾝ･ｳｿﾝ､『ｴﾝｼﾞｪﾙ･ｽﾉｰ』のｲ･ｿﾝｼﾞｪと､韓国を代表する実力派俳優による｢超･韓流ﾗﾌﾞｽﾄｰﾘｰ｣として話題を呼んでいる｡主演を務めたﾁｮﾝ･ｼﾞﾋｮﾝについてﾗｳ監督は､｢韓国人女優の中で彼女が一番ｽｷで､ずっとこの映画に出てもらいたいと思っていました｣と熱烈ﾗﾌﾞｺｰﾙ｡
究極のｱｸｼｮﾝ大作『ｲﾝﾌｧﾅﾙ･ｱﾌｪｱ』ｼﾘｰｽﾞを手がけたﾗｳ監督だけあって､『ﾃﾞｲｼﾞｰ』でも香港ﾃｲｽﾄ溢れるｱｸｼｮﾝｼｰﾝが盛りだくさん｡ﾗｳ監督は､｢今までと同じようにｽﾄｰﾘｰ展開に沿ってｱｸｼｮﾝｼｰﾝを撮りました｡ﾁｮﾝ･ｳｿﾝはｱｸｼｮﾝは問題なかったのですが､どうしたわけか水が怖いようで川に飛び込むｼｰﾝでは､しょうもない所で怖がっていました(笑)｣とｺﾒﾝﾄ｡監督を横目でにらみながらﾁｮﾝ･ｳｿﾝは､｢(飛び込んだ)川はそんなに深くなかったのですが､牛の群れが側で用を足していたので飛び込むのをためらったんです｣と反撃した｡
そこでﾗｳ監督は､｢実はｱｸｼｮﾝｼｰﾝが一番多かったのはﾁｮﾝ･ｼﾞﾋｮﾝなんですよ｣とさらに真相を暴露｡｢彼女が橋から落ちるｼｰﾝでは､ｽﾀﾝﾄを使おうとしたのですが彼女がどうしても自分でやりたいと言ってくれて｡川には牛のﾌﾝがあったのに……｡この場を借りて感謝の気持ちを伝えたいですね｡本当にﾌﾟﾛﾌｪｯｼｮﾅﾙな女優さんです!｣とﾁｮﾝ･ｳｿﾝに皮肉を込めて語ると､会場からは大きな笑い声が起きた｡
ﾁｮﾝ･ｼﾞﾋｮﾝも｢苦労という苦労はみんな私がしたんです!｣｢でもまさか川にそんな物が流されているとは知りませんでした｣とやけになったように続け､再び会場を沸かした｡
『ﾃﾞｲｼﾞｰ』は5月27日から日比谷有楽座他にて全国ﾛｰﾄﾞｼｮｰとなる｡(編集担当:田村まどか･如月隼人)
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