●チャン・ユアン監督に聞く、女優シュー・ジンレイの魅力(2006/03/07)
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張芸謀(チャン・イーモウ)監督や陳凱歌(チェン・カイコー)監督と並んで世界的に評価の高い張元(チャン・ユアン)監督。第一印象は「怖そう」「話しかけづらい」と、なんとも「悪印象」だが、実際に話してみると気さくでユーモアたっぷり。取材ラッシュに少々お疲れの様子だったが、インタビューには終始笑顔で答えてくれた。日本でも3月11日から公開となる映画『ウォ・アイ・ニー』、そして主人公、シャオジューを演じた中国の若手実力派女優、徐静蕾(シュー・ジンレイ)について、監督の口からどんなコメントが飛び出すのか、注目!
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●『ウォ・アイ・ニー』の見どころを教えて下さい
私にとってはどのシーンも素晴らしいので、観た方にご判断して頂きたいですね。人それぞれ異なった想いがあるでしょうから。
●映画を通して表現したかったものは?
ズバリ、愛とはどういうものなのか。この映画は、まさに人を感動させる愛の物語です。
●主人公にシュー・ジンレイさんを選んだ理由は?
彼女はこれまでシャオジューのような役を演じたことがありませんでした。だからこそ、彼女にとっては挑戦だったのです。実際、私の期待以上に素晴らしい演技をみせてくれましたよ。
最初からシャオジューの役はシュー・ジンレイ、と決めていました。彼女のほかには考えられなかった。知り合って随分経ちますが、以前からずっとコラボのチャンスを探していたんです。
●そんなシュー・ジンレイさんの魅力とは?
非常に物静。でも活発な一面もあります。つまり二重の魅力を備えている、そんなところがヒロインのイメージにぴったりでした。
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●日本は好きですか?
大好きです。もう10数回来ていますよ。来るたびにうれしくて興奮しています。
●日本や日本人に対する印象は?
いろいろな映画を見て日本、そして日本人のことを知り、理解することができました。
でも映画を通して見ることのできるその国の印象というのは複雑なものです。映画には様々な人間が描かれていますから。もちろん日本人は単一なものではなく、様々な面を持っているということも十分理解しているつもりです。
●では、実際に日本に来て印象は変わりましたか?
やはり私が想像していたのと同じでした。ただ私が出会った日本人は、想像以上に良い人ばかりでした。
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●新しい映画を作り、役者を選ぶ時の基準は?
芸術には枠や基準がありません。だからこういうものでなければいけない、という決まりごとは私の中にはないのです。
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とにかくシュー・ジンレイをべた褒めのチャン・ユアン監督。中国大陸や香港、台湾でお薦めの女優は? との質問にも「シュー・ジンレイ!」ときっぱり。そんな監督の座右の銘とは「すべての道はローマに通ず」。「進むことができない道はない。どんな道も前に進むことができる」と信じて日々まい進している。
なお、『ウォ・アイ・ニー』は3月11日から東京都写真美術館ホール他にてロードショーとなります。(聞き手・構成:田村まどか)
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