『PROMISE』2月に日本公開､愛が約束を変える

●『PROMISE』2月に日本公開､愛が約束を変える(2006/01/11)

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　中国映画界の巨匠､陳凱歌(ﾁｪﾝ･ｶｲｺｰ)監督が贈る超大作『PROMISE』が､日本でも2月11日ｻﾛﾝﾊﾟｽ､丸の内ﾙｰﾌﾞﾙほか､全国松竹･東急系にてﾛｰﾄﾞｼｮｰとなる｡
　物語の舞台は｢未来における3000年前のｱｼﾞｱのどこか｣｡すべては､｢一生に一度の神との約束｣に遡(さかのぼ)る｡親もなく生きる術(すべ)を持たない少女は､真実の愛と引き換えにこの世のすべての男からの寵愛と､何不自由のない暮らしを約束され､王妃の座に就く｡
　奴隷として生まれた男は､天から俊足を与えられ､それ以外は何かを望むことさえ知らずに生きてきた｡
　伝説の甲冑(かっちゅう)を身に付けることをこの世で唯一許された英雄は､勝つことを宿命づけられ､一粒の涙が死につながるという定め｡
　3人に与えられた｢約束｣は決して変えることのできない運命のはずだったが､この三つの約束が絡み合った時､世界はまったく違った展開を見せ始める｡一度受け入れたら二度と覆せない神との約束｡だが､神の想像さえも超える凄まじいまでの愛の力が､その動かしがたい約束を変えるのだった｡
　｢王妃｣｢奴隷｣｢英雄｣の3人を演じるのが､香港､韓国そして日本が誇る実力派俳優､張柏芝(ｾｼﾘｱ･ﾁｮﾝ)､ﾁｬﾝ･ﾄﾞﾝｺﾞﾝ､真田広之｡そして映画『覇王別姫(邦題:さらば､わが愛)』で､中国映画としては初めてｶﾝﾇ映画祭最高賞のﾊﾟﾙﾑﾄﾞｰﾙを受賞するという快挙を成し遂げたﾁｪﾝ･ｶｲｺｰ監督との夢のｺﾗﾎﾞが実現した｡
　中国では昨年12月15日に公開され､記録的な興収を打ち出している｡また､｢第63回ｺﾞｰﾙﾃﾞﾝ･ｸﾞﾛｰﾌﾞ賞｣では､外国語映画賞にﾉﾐﾈｰﾄを果たした｡(編集担当:田村まどか･如月隼人)
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