●バービー:『流星花園II』つくしの健気な姿「忘れられない」(2005/12/06)
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日本でも人気の台湾ドラマ『流星花園〜花より男子』でヒロイン、牧野つくしを演じた徐熙媛(バービー・スー、愛称:大S)が2日、東京都・半蔵門「メディアセンター」1階の東京MXテレビスタジオで記者会見。バービー・スーは、『流星花園II』と写真集「Barbie Essence」(コミックリズ株式会社発行)のプロモーションで来日していた。
台湾の人気グループF4と共演し話題を呼んだ『流星花園II』の見どころは?との質問に、「パート2は、パート1よりも写実的で、悲しい感じがする物語です。最初は、主人公の境遇を見て、とてもかわいそうと思うかもしれませんが、最後はハッピーエンディングが待っているんですよ」とコメント。
パート2の舞台は、パート1の台湾とはがらりと変わり、スペインへ。そのスペインでのロケを振りかえり、「午後になると、現地の人たちが長めのお昼休みを取って、お茶をしたりするので、とてもリラックスした雰囲気の中で撮影することができました。それに、スペインには美しい建物がたくさんあるので、ロケの合間によく写真を撮りに行ったりしましたよ」と裏話も紹介した。
撮影中に気をつけたことは、「パート1と2のつくしは同じキャラクターだったのに、ストーリーや雰囲気ががらりと変わったので、同じ人物を演じなくちゃいけない! と常に自分に言い聞かせていました」「パート1の現場はとても楽しかったのですが、パート2は最初から最後まで悲しいムードが漂っていました。それに、現場では大声で叫んだり、泣いたりと感情を露(あらわ)にするシーンが多かったので、帰宅すると疲れてぐったりしていました」という苦労話も。
「一番好きなシーンは?」との質問には、「つくしは、道明寺と同じ会社に就職して、健気にも記憶を失った道明寺の心を取り戻そうと努力するのですが、彼はつくしに対して、ひどい言葉を吐き捨ててしまいます。彼女は、弱いところをみせちゃいけないと頑張るのですが、彼が離れてしまうと、あまりの悲しさに大泣きをしてしまうんです。あのシーンは、今でも忘れられません」と語った。
日本でも人気沸騰中の台湾ドラマ。その魅力については、「海外で人気がでるとは思っていなかったので、正直とてもびっくりしています。おそらく、台湾のドラマは、現場での製作に枠がなくて、とても自由に、そしてクリエイティブなものを作ることができているからなのでは、と思います」と語った。
大好きな日本に来たといううれしさからか、会見中、バービーは笑顔を絶やさなかった。報道陣の質問に対し、時には日本語も飛び出るなど、終始なごやかなムードの中進められた。
『流星花園II』は、毎週水曜日の夜10時から東京MXテレビで放送されている。(編集担当:田村まどか・如月隼人)
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