● 『SAYURI』会見、渡辺謙が中華系女優の「スゴイ」告白 (2005/11/28)
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ハリウッド映画『SAYURI』の12月10日の日米同時公開に先立ち、28日、東京都内のホテルで主要キャストの来日記者会見が行われた。
  この会見には、主演の章子怡(チャン・ツィイー)のほか、渡辺謙、楊紫瓊(ミシェル・ヨー)、役所広司、桃井かおり、工藤夕貴、大後寿々花、ロブ・マーシャル監督が出席した。
 立派な身なりをした紳士の「会長」を演じた渡辺謙は、チャン・ツィイー、ミシェル・ヨー、鞏俐(コン・リー)の印象について、「ツィイーは、まだまだ若いのに大きなマーケットをターゲットに演技をしていて。この細い体のどこからそんなパワーが出てくるんでしょうね」とコメント。また、撮影中にツィイーがいつもセットの隅で何か食べていたというエピソードも明かし、「着物を着ていたら、普通はなかなか物を食べられないんですけどね・・・」と会場を沸かせた。
  また、ミシェル・ヨーについては、「本当に優しい女性で、ディナーのコーディネートをしてくれたり。まとめ役的な存在です」と気がきく女性であることをアピール。コン・リーについては、「本当に大変な役を演じられていたと思います。常にハイテンションのシーンばかりだったので、役に入り込むために、彼女はいつもものすごい大音量で音楽を聴いていました。どこかにディスコができたのかと思ってしまいました」と語った。
  役所広司は、共演した3人の中華系の女優について、「アジアの女優の中でも、大好きな3人と共演できてとてもうれしく思います」「ツィイーとリーはよく食べていました」「ミシェル・ヨーは、エクササイズを欠かさないんですね。さすが! ボンドガールですね」「(言葉の壁がなくて)コミュニケーションがとれたら、僕の魅力を伝えられたのに」と残念そうな様子だった。(編集担当:田村まどか・恩田有紀)


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