『SAYURI』記者会見､章子怡(ﾁｬﾝ･ﾂｨｲｰ)ら｢禁断の愛｣語る

●『SAYURI』記者会見､章子怡(ﾁｬﾝ･ﾂｨｲｰ)ら｢禁断の愛｣語る(2005/11/28)

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　ﾊﾘｳｯﾄﾞ映画『SAYURI』の12月10日の日米同時公開に先立ち､28日､東京都内のﾎﾃﾙで主要ｷｬｽﾄの来日記者会見が行われた｡
　　この会見には､主演の章子怡(ﾁｬﾝ･ﾂｨｲｰ)のほか､渡辺謙､楊紫瓊(ﾐｼｪﾙ･ﾖｰ)､役所広司､桃井かおり､工藤夕貴､大後寿々花､ﾛﾌﾞ･ﾏｰｼｬﾙ監督が出席｡日本語のほか､英語や中国語でのｺﾒﾝﾄが飛び交うなど､国際色豊かな会見となった｡
　幼い頃に出会った紳士を一途に思い続けるﾋﾛｲﾝ｢さゆり｣に対する考え方や､自身の恋愛観について聞かれると､ﾁｬﾝ･ﾂｨｲｰは､｢たとえ､本当に愛する人がいたとしても､(さゆりのように)10年なんてなかなか待てないと思います｣とｺﾒﾝﾄ｡
　　｢豆葉｣役を演じたﾐｼｪﾙ･ﾖｰは､｢現代の女性たちは､愛するということが､昔に比べてはるかに自由になっていると思います｡だから､さゆりのように一人の人をあそこまで深く愛せるということは､幸せなことなのでしょうか｣と語った｡
　　また､ﾐｼｪﾙ･ﾖｰとﾁｬﾝ･ﾂｨｲｰに対し､｢愛する人が他の女性を好きになったらどうしますか｣｢尊敬する女性の旦那さんが､自分に興味を持ってしまったらどうしますか｣との質問が出るとﾁｬﾝ･ﾂｨｲｰは､｢まず彼にどうしたの？　どうするの？　と聞いて､彼に決めてもらいます｡でも､こんなこと本当にあるのでしょうか｡もしあれば､とてもつらいことだと思うので､私自身は好きではありません｣ときっぱり｡
　　一方のﾐｼｪﾙ･ﾖｰは､｢相手が私のことを愛してくれないのであれば､一緒にいる必要もないので､すぐに別れます｡殺すのはたやすいことなので､殺しはしませんが･･･｣と会場を沸かせた｡

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