ﾊﾘｳｯﾄﾞ映画『SAYURI』12月10日公開へ

●ﾊﾘｳｯﾄﾞ映画『SAYURI』12月10日公開へ(2005/11/23)

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章子怡(ﾁｬﾝ･ﾂｨｲｰ)､渡辺謙など豪華ｷｬｽﾄが揃う新作映画『SAYURI』が､12月10日に日米同時公開となる｡
　　巨匠ｽﾃｨｰﾌﾞﾝ･ｽﾋﾟﾙﾊﾞｰｸﾞが製作､ｱｶﾃﾞﾐｰ賞6部門に輝く｢ｼｶｺﾞ｣の鬼才､ﾛﾌﾞ･ﾏｰｼｬﾙが監督を手がけたこの映画は､ﾊﾘｳｯﾄﾞ史上空前の映像ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄとして話題を呼んでいる｡
　　ﾁｬﾝ･ﾂｨｲｰ演じるﾋﾛｲﾝ､さゆりが､豪華絢爛な｢美の世界｣を舞台に数奇な運命に立ち向かっていくというﾋﾟｭｱでﾄﾞﾗﾏﾁｯｸな愛の物語だ｡ｱｶﾃﾞﾐｰ賞への期待も高まっている｡
　　ﾋﾛｲﾝが思いを寄せる｢会長｣役には､ｱｶﾃﾞﾐｰ賞ﾉﾐﾈｰﾄ『ﾗｽﾄ･ｻﾑﾗｲ』の渡辺謙､さゆりを導く芸者｢豆葉｣に『臥虎蔵龍(邦題:ｸﾞﾘｰﾝ･ﾃﾞｽﾃｨﾆｰ)』の楊紫瓊(ﾐｼｪﾙ･ﾖｰ)､さゆりに敵対心を抱く芸者｢初桃｣役に中国映画界のﾍﾞﾃﾗﾝ女優である鞏俐(ｺﾝ･ﾘｰ)､そして今作がﾊﾘｳｯﾄﾞ初進出となる役所広司や桃井かおりなど､究極のｷｬｽﾄが夢の競演を繰り広げる｡

　　主人公の｢さゆり｣は､貧しさゆえに置屋に売られた少女｡辛く厳しい日々の中で､すべての希望を見失った時､彼女に運命の出会いが訪れる｡｢こんな美しい日に､悲しい顔は似合わない｣と声をかけたのは､立派な身なりをした｢会長｣と呼ばれるひとりの紳士だった｡｢もう一度､あの人に会いたい｣という願いを胸に､少女は美しく変貌を遂げ､花街一の芸者となる｡そしてついに芸者として会長と再会する日が来るが､その先には過酷な運命と激動の時代が待ち受けていた｡

　　(C)2005　Columbia　Pictures　Industries，　Inc.(編集担当:田村まどか･如月隼人)

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