●章子怡(チャン・ツィイー)×仲村トオル『パープル・バタフライ』日本公開(2005/11/04)
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中国を代表する女優の章子怡(チャン・ツィイー)が仲村トオルと共演した、[火華]〓(ロウ・イエ)監督の映画『紫蝴蝶(邦題:パープル・バタフライ)』が11月12日、東京・新宿武蔵野館ほかで全国ロードショーとなる。(〓は楼のつくりのみ)
舞台は1930年初頭の上海。平和でエキゾチックな美しさをたたえていた街は日本軍に占領され、暴動と混乱に覆いつくされていた。いつの時代も戦いの犠牲になるのは、ささやかな幸せを願う恋人たち。満州で出会い、恋に落ちたシンシア(チャン・ツィイー)と伊丹(仲村トオル)もそうだった。国境を越えた恋は破局を迎え、さらに国と国との争いが、上海で再会した2人に、過酷な運命を与えた。
シンシアはディンホエと名前を変えて反日組織「パープル・バタフライ」のメンバーに、伊丹は日本軍諜報機関のスパイになっていたのだ。どんなに愛し合っても戦わなければならない二人の宿命が、出会うはずのなかった人々の運命までも引き寄せる・・・。
ロウ監督は中日共同制作ドラマ「桜桃の実る谷」の演技を見て、仲村トオルを伊丹役に起用。仲村自身は、時代に翻弄され、愛と任務の板ばさみになる伊丹について、「複雑なキャラクターですが、人間ってみんな矛盾してるじゃないですか」とコメント。また、ロウ監督の演出については、「台本が現場でどんどん変わったり、自由にやってと言われて戸惑うこともありましたが、非常に感覚的な人で、言葉にできないから映画にするんだという思いや、予定調和にしたくないという意図を感じましたね」と語っている。(編集担当:恩田有紀・菅原大輔)
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