●張芸謀(チャン・イーモウ)監督:高倉健主演映画の「秘話」告白(2005/10/24)
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22日に開幕した「第18回東京国際映画祭」の特別イベント、「中国映画生誕100年記念−日中友好映画の夕べ」が24日、東京・大手町の経団連会館で開催され、映画祭のオープニング作品ともなった張芸謀(チャン・イーモウ)監督(写真中央)の『単騎、千里を走る(原題:千里走単騎)』が上映された。上映に先がけて奥田碩日本経団連会長、チャン監督、王毅・駐日中国大使が挨拶。奥田会長は「このイベントを通じて日中の文化交流、映像交流が進むことを望みます」と述べた。また、王・大使は「『単騎、千里を走る』は中国の一流監督と日本の一流俳優が組んだ、すばらしい作品です。この中で描かれているように、家族に必要なのは相手の立場に立って、互いに理解しあい、相手が望むことをしてあげて、相手を傷つけるようなことは止めること。これは隣人同士、国同士の関係にも言えることです」と強調した。最後にチャン監督は、「この作品がクランクアップしたとき、中国のスタッフも日本のスタッフも別れを惜しんで泣きました。映画を通して、私たちの間には深い友情が生まれたのです。日本と中国は過去にどんなことがあったにしろ、これからは末永く、仲良く付き合っていくべきだと思います」と語った。さらに、22日の映画祭オープニングで高倉健とレッドカーペットを歩いたことについては、「自分の『神様』である高倉健さんと一緒に歩くなんて、夢のような感覚でした」と感想を述べた。また、「レッドカーペットは苦手」という高倉健が、監督たちとの友情を表現するため、「特別にレッドカーペットを歩いてくれた」との裏話も明かした。『単騎、千里を走る』は2006年1月28日、全国東宝系でロードショーとなる。(編集担当:恩田有紀・如月隼人)
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