●「彩の国さいたま中国映画祭」5日開幕、来日イベントも(2005/10/23)
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「第5回彩の国さいたま中国映画祭」が、11月5日から27日まで開催される。中国広播電影電視総局・電影事業管理局と彩の国さいたま中国映画祭実行委員会事務局が共催し、1996年から開催されている国内唯一の中国映画専門の映画祭で、96年、97年、2000年、04年と過去4回にわたり開催された。
公開されるのは、『花嫁大旋風(原題:花腰新娘=写真)』『学校へいきたい!(原題:上学路上)』『恋する地下鉄(原題:開往春天的地鉄)』『父さんの長い七月(原題:看車人的七月)』『わが家の犬は世界一(原題:〓拉是條狗)』の5本だ。(〓は「上」の下に「下」)
『花嫁大旋風』は、雲南省・花腰黎族の色鮮やかな龍舞と婚礼にまつわる風習をめぐるコメディで、印小天(イン・シャオティエン)、張静初(チャン・ジンチュー)、趙家芝(チャオ・ジアージー)が主演。
『学校へいきたい!』は、中国西部の雄大な自然の中で暮らす少女の奮闘記で、楊樹林(ヤン・シューリン)、呉旭(ウー・シュ)、艾麗■(アイ・リーヤー)が主演。(■は女偏に亜)
『恋する地下鉄』は、北京を舞台に繰り広げられる愛情物語で、徐静蕾(シュー・ジンレイ)、耿楽(ゴン・ロー)、範偉(ファン・ウェイ)が主演。
『父さんの長い七月』は、社会から落ちこぼれた男が夢想する幸せが打ち砕かれる悲喜劇で、範偉(ファン・ウェイ)、張偉迅(チャン・ウェイシュン)、陳小芸(チェン・シャオユン)が主演。
『わが家の犬は世界一』は、北京で都市生活を営む家族をリアルに描く、愛犬をめぐる物語で、葛優(グォ・ヨウ)、夏雨(シア・ユイ)、丁嘉麗(ディン・ジャーリー)が主演。
メイン会場は、埼玉会館大ホールで、11月5日、6日の2日間にわたり5本すべての映画が上映される。サブ会場となる熊谷文化創造館さくらめいとでは11月12日、草加市文化会館ホールでは23日、本庄市民文化会館では27日にそれぞれ、『花嫁大旋風』『学校へいきたい!』『恋する地下鉄』が上映される。
また、5日、6日には、埼玉会館大ホールで、来日ゲストとの交流イベントやサイン会が行われる。登場するのは、広播電影電視総局・電影事業管理局の楊源(ヤン・ユエン)主任、中国電影海外推広中心(中国映画海外推進センター)の袁媛(ユエン・ユエン)プロジェクトマネージャー。『花嫁大旋風』の章家瑞(チァン・ジアールイ)、同映画主演のチャン・ジンチュー、『学校へいきたい!』主演のアイ・リーヤーの5人。
チケットは、前売1回券が800円、3回券が1800円で、当日1回券が1000円、高校生以下は前売・当日1回券ともに500円となっている。問い合わせは、彩の国さいたま中国映画祭実行委員会事務局(TEL:048−830−2884、FAX:048−830−4752)まで。(編集担当:田村まどか・恩田有紀)
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