●東京国際映画祭:高倉健が張芸謀(チャン・イーモウ)監督に感謝「幸せです」(2005/10/22)
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 アジア最大の映画の祭典である「第18回東京国際映画祭」が22日に開幕。同日、今年のオープニング作品となった『単騎、千里を走る(原題:千里走単騎)』の記者会見が行われ、張芸謀(チャン・イーモウ)監督と俳優の高倉健が出席した。
チャン・イーモウ監督は、高倉健について、「少なくとも私の心の中では、ずっと神様のような存在でした。彼が出演した映画『君よ憤怒の河を渉れ』は、10億人以上の中国人に感動を与えたのです。1970年末から80年代初めには、映画学校などで『高倉健モデル』というものが流行って、みんな健さんのように襟を立ててみたりしたのですよ。彼は僕のアイドルで、その気持ちはずっと変わっていません」と熱い思いを語った。
監督の言葉を受けて、高倉健は、「昨日の夜、自分のプロフィールをみながら、今日の記者会見のことを考えていました。実は来年で俳優50周年を迎えるのですが、こういう節目の年に素晴らしい監督と、そしてスタッフとともに仕事ができて本当に自分は幸せだと思いました」「一生懸命仕事をしていると、本当に神様はボーナスをくれるんですね」と感謝の気持ちを表した。
また、撮影を振り返り、「中国での2カ月を通して強く感じたのは、人に想いを伝えることの大切さです。中国のスタッフの方々が私に伝えてくれる想いの強さというのは、戦後60年で日本人が忘れてしまったものなのかもしれません」とコメントした。(編集担当:田村まどか)

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