●ジャッキー:韓流めぐり大騒動、代理人「誤解だ」(2005/10/07)
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アジア諸国の中国語圏で主演映画『The Myth(中国語タイトル:神話、監督:唐季礼)』が公開されたばかりの成龍(ジャッキー・チェン=写真)だが、「反韓流発言」を連発したなどとして、中韓のメディアが大きく取り上げている。
3日付の中国新聞社によると、『The Myth』は、興行成績が7000万香港ドルを突破、1億香港ドル超えも確実視されている。ジャッキーは、これを祝って行われたパーティーに出席。ところが、その席で、「韓国映画に比べたら全然及ばないので、少しもうれしくない」と不満をぶちまけたという。
またジャッキーは、「ハリウッドや韓流に対抗するために、中国人スターを応援してほしい」「中国大陸や香港のマスコミは韓国の二流俳優に多くの紙面を割きすぎる」と発言したなどと、韓国メディアが報じ、これに応じるように、新浪娯楽は6日付で、ジャッキーが、「韓流はハリウッドをすでに打ち負かした。香港映画にとっては大変な脅威だ」とコメントしたと紹介した。
こうした報道に対して、韓国・中国大陸・香港などで反響が高まり、中華メディアには、「ジャッキー近く訪韓、韓国メディアが『反韓流』発言に注目」といったタイトルが踊り始めた。
ジャッキーは8日に韓国の慶尚南道・統營(トンヨン)市で行われる『The Myth』のプロモーションに参加する予定だが、韓国でのジャッキーの代理人が「でたらめの情報が広がったことによる誤解だ」との声明を発表したという情報もある。
真偽のほどは、明らかでないが、韓流ブームが香港映画を圧迫していることに香港の映画人が危機感を募らせていることは間違いない。
ちなみに日本の社団法人・外国映画輸入配給協会によると、2002年に日本で公開された香港映画は14本で、韓国映画は10本だったが、03年にはそれぞれ7本、14本で逆転。04年は10本、29本と格差が拡大しており、香港映画の劣勢という状況は日本でも強まっている。(編集担当:菅原大輔・如月隼人)
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