徐克(ﾂｲ･ﾊｰｸ):『頭文字D』撮るはずだった､主役はやはり周杰倫(ｼﾞｪｲ･ﾁｮｳ)

●徐克(ﾂｲ･ﾊｰｸ):『頭文字D』撮るはずだった､主役はやはり周杰倫(ｼﾞｪｲ･ﾁｮｳ)(2005/09/07)

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　日本でのﾛｰﾄﾞｼｮｰが近づいている映画『頭文字＜ｲﾆｼｬﾙ＞D　THE　MOVIE』｡監督は劉偉強(ｱﾝﾄﾞﾘｭｰ･ﾗｳ)だが､実はこの映画､香港の大御所､徐克(ﾂｲ･ﾊｰｸ)が撮る予定だったのだ｡当初､ﾂｲ･ﾊｰｸ監督は､映画製作に向けて､香港の大手映画製作会社で､ﾒﾃﾞｨｱ･ｱｼﾞｱの林建岳(ﾋﾟｰﾀｰ･ﾗﾑ)と交渉を続けたが､ｺｽﾄ的な問題で条件が合わず､断念したという｡7日付で新聞午報が伝えた｡
　ﾂｲ･ﾊｰｸ監督は､『頭文字D』について､｢漫画の原作者にも会った｡ｱﾝﾄﾞﾘｭｰ･ﾗｳ監督の映画がどうやってできたのかとても興味がある｡豆腐店や看板､ﾚｽﾄﾗﾝもみな､漫画と瓜二つだった｣とｺﾒﾝﾄ｡
　ｷｬｽﾄについては､｢もし私が撮るなら､陳冠希(ｴﾃﾞｨｿﾝ･ﾁｬﾝ)を高橋啓介に､金城武(かねしろたけし)高橋涼介にすると思う｡もちろん主役の藤原拓海は､ｱﾝﾄﾞﾘｭｰ･ﾗｳ監督と同じ､周杰倫(ｼﾞｪｲ･ﾁｮｳ)｡外見が原作ととても似ているから｣と語り､続編への意欲もうかがわせた｡(編集担当:田村まどか)

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