頭文字D:宣伝に気合のﾚｱ切手､周傑倫(ｼﾞｪｲ･ｼﾞｮｳ)も小踊り

●頭文字D:宣伝に気合のﾚｱ切手､周傑倫(ｼﾞｪｲ･ｼﾞｮｳ)も小踊り(2005/06/14)

　台湾の人気歌手､周傑倫(ｼﾞｪｲ･ｼﾞｮｳ)と日本の鈴木杏との共演で話題を呼んでいる香港映画『頭文字D』｡最近､香港では配給会社のための上映会が行われ､大好評だったこともあり､宣伝にもさらに気合が入り始めた｡
　看板やｲﾝﾀｰﾈｯﾄ広告､携帯電話でのﾀﾞｳﾝﾛｰﾄﾞｻｰﾋﾞｽなどは当たり前｡なんと香港映画では初めて､中国大陸で本当に使える切手もPRｸﾞｯｽﾞとして登場するというのだ｡切手にはｼﾞｪｲ･ｼﾞｮｳ､鈴木杏のほか､競演する陳冠希(ｴﾃﾞｨｿﾝ･ﾁｬﾝ)の写真も印刷される｡
　切手発行の申請に､中国の郵政局は初めから快く応じたわけではない｡しかし､『頭文字D』の前評判の高さやﾌｧﾝたちの熱狂ぶりを考慮して､ついに発行が決まったという｡映画の製作ｻｲﾄﾞは切手の印刷･発行に100万ﾄﾞﾙ以上をつぎ込む｡
　ﾌｧﾝにとってはﾉﾄﾞから手が出るほど欲しいこの切手だが､残念なことに3500ｾｯﾄ限定発行の非売品で､関係者などにのみ配られるという｡
　切手になるだけでも貴重な体験なのに､さらに限定発行の超ﾚｱもの｡ｼﾞｪｲ･ｼﾞｮｳはこの知らせを聞くと､｢初めての主演映画でこんな『特別賞』までもらえるなんて!｣と小踊りしながら喜んでいたとか｡中国新聞社が伝えた｡(編集担当:恩田有紀)

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