｢華流｣ｽﾀｰのXﾌｧｲﾙ騒動､章子怡ら被害に

●｢華流｣ｽﾀｰのXﾌｧｲﾙ騒動､章子怡ら被害に (2005/06/06)

　6月2日､中華芸能界に激震が走った｡ｲﾝﾀｰﾈｯﾄのｳｪﾌﾞｻｲﾄ上に中華芸能人600人近くの携帯電話の番号が掲載されたのだ｡関連情報は､次々と他のｻｲﾄに転載され､番号が公表された芸能人に電話が殺到するという大騒動に発展している｡中国ﾒﾃﾞｨｱが大々的に報じている｡
　被害に遭ったのは､章子怡(ﾁｬﾝ･ﾂｨｲｰ)､張芸謀(ﾁｬﾝ･ｲｰﾓｳ)監督､張恵妹(ｱｰﾒｲ)､趙薇(ｳﾞｨｯｷｰ･ﾁｬｵ)､李亜鵬(ﾘｰ･ﾔｰﾎﾟﾝ)､馮小剛(ﾌｫﾝ･ｼｬｵｶﾞﾝ)監督､徐静蕾(ｼｭｰ･ｼﾞﾝﾚｲ)など大物俳優や監督ら｡
　こうした芸能人らは､ただちに電話番号を変更するなど対応に追われているという｡ｳﾞｨｯｷｰ･ﾁｬｵのﾏﾈｰｼﾞｬｰは､｢本当に腹だたしい｡仕事に支障がでる｣と憤りを露にしている｡ｳﾞｨｯｷｰ･ﾁｬｵもすでにこのことを知っており､電話番号の変更など諸手続きをすべてﾏﾈｰｼﾞｬｰにまかせているという｡
　中国の三大ﾎﾟｰﾀﾙｻｲﾄである｢新浪網｣では､芸能人のﾌﾟﾗｲﾊﾞｼｰを守るための署名活動を始めており､中国全土のｲﾝﾀｰﾈｯﾄﾕｰｻﾞｰに､転載などの騒動をただちにやめようと呼びかけている｡
　なお､東方早報は､今年1月に韓国で｢芸能人Xﾌｧｲﾙ｣がｲﾝﾀｰﾈｯﾄ上に流出し､ぺ･ﾖﾝｼﾞｭﾝ､ｳｫﾝ･ﾋﾞﾝ､ｸﾞｫﾝ･ｻﾝｳなど韓流ｽﾀｰ99人が被害に遭ったことを紹介｡｢ﾈｯﾄ上での情報の氾濫が､芸能人のﾌﾟﾗｲﾊﾞｼｰを暴露する『殺人的な凶器』になっている｣としている｡(編集担当:田村まどか)

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