●馬頭琴の少女イラナ、CDデビューコンサート(2005/05/13)
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 馬頭琴演奏者のイラナが、コロムビア・ミュージック・エンターテイメントからデビューアルバム「美麗的草原」を発売したことを記念して5月17日、東京の六本木スイートベイジルSTB139で、コンサートを開催する。開演は19時30分。
 イラナは内モンゴル自治区出身で、1987年生まれの18歳。父親はモンゴル民族の伝統楽器「四胡」の名手、母親と姉は民族舞踊家という、芸術一家に生まれた。
 ちなみに、父親は若い時にはモンゴル相撲の名手としても知られ、現在はグレコローマン式レスリングで、ナショナルチームに選手を送り込むことが任務とされる「高級コーチ」の仕事をしている。
 イラナは幼い頃より馬頭琴を学び、内モンゴル芸術学院付属高校でも馬頭琴を専攻、指導教師は著名な馬頭琴演奏家であるダルマ氏。また、演奏、作曲、楽器改良など、馬頭琴のあらゆる面における第一人者と評価されるチ・ボラグ氏にも教えを受けている。
 これまで、女性の馬頭琴演奏者はきわめて少なかったため、今後の成長も大いに期待されている。17日には、「アドーチン・アサル」「スーホーの白い馬」(チ・ボラグ作曲)などモンゴル族の伝統曲や創作曲に加え、「母なる河」(上田益作曲)、「涙そうそう」(BEGIN作曲)などの日本の曲、さらに自作の「美麗的草原」などが演奏される。(編集担当:如月隼人)
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