妊婦暴行事件で趙薇(ｳﾞｨｯｷｰ･ﾁｬｵ)無罪に原告｢納得いかない｣

●妊婦暴行事件で趙薇(ｳﾞｨｯｷｰ･ﾁｬｵ)無罪に原告｢納得いかない｣ (2005/04/22)

　中国大陸の人気女優である趙薇(ｳﾞｨｯｷｰ･ﾁｬｵ)の妊婦暴行疑惑に関する公判で､北京市にある朝陽区人民法院は､暴行に関与したとされる運転手の呉〓被告に対し､原告の鄒雪さんの医療費2146.6元と慰謝料1000元を支払うよう命じた｡一切の責任は呉被告が追うこととなり､ｳﾞｨｯｷｰ･ﾁｬｵの無実が確定した｡(〓は王偏に玉)
　裁判の結果を受けて､原告の雛雪さんは｢納得がいかない｣と強い不満を露(あらわ)にしたが､｢今は上告しない｣と述べた｡一方､ｳﾞｨｯｷｰ･ﾁｬｵは多忙のため､正式なｺﾒﾝﾄは発表していない｡22日付で中国新聞社が伝えた｡
　雛さんの弁護人である鄭軍氏も､｢我々が訴えていたのは､ｳﾞｨｯｷｰ･ﾁｬｵと呉被告の2人｡なのに､裁判では呉被告だけに賠償金の支払いが科せられ､ｳﾞｨｯｷｰ･ﾁｬｵについては､あたかも何もなかったかのようだ｣と不満をこぼした｡
　一方､ｳﾞｨｯｷｰ･ﾁｬｵの弁護人である趙振義氏は､｢結果はとても公平だ｣と主張｡自分が無罪だと知ったｳﾞｨｯｷｰ･ﾁｬｵは､うれしさのあまり､ここ2日間非常に機嫌がよく､友人らと喜びを分かち合っているという｡(編集担当:田村まどか)

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