●劉徳華(ｱﾝﾃﾞｨ･ﾗｳ):来日会見､藤井隆の質問にどぎまぎ(2005/04/13)
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ｱﾝﾃﾞｨ･ﾗｳは､｢3作を通して､一番印象に残っているｼｰﾝは？｣と聞かれると､｢一つは病院で撮ったﾄﾆｰ･ﾚｵﾝとのｼｰﾝ｡もう一つは､曾志偉(ｴﾘｯｸ･ﾂｧﾝ)を殺すｼｰﾝです｣とｺﾒﾝﾄ｡｢彼を殺すｼｰﾝはとても楽しかったぁ｣などと愉快なｺﾒﾝﾄを連発｡
｢低迷を続ける香港映画界の中で､久しぶりのﾋｯﾄと言われるこのｼﾘｰｽﾞですが､撮影の上で､大変だったことは何ですか｣との質問には､劉偉強(ｱﾝﾄﾞﾘｭｰ･ﾗｳ)監督とｱﾝﾃﾞｨ･ﾗｳが返答｡
ｱﾝﾄﾞﾘｭｰ･ﾗｳ監督は､｢制作を始めた頃は､香港映画界は下り坂の状態だった｡だから､悪い習慣ややり方を変え､いい映画を作ろうと努力した｡ｱﾝﾃﾞｨ･ﾗｳが無条件で出演を受けてくれたことが､資金面でのｻﾎﾟｰﾄを得るのに有利な状況につながった｣と語った｡
それに対し､ｱﾝﾃﾞｨ･ﾗｳは｢役者として､この映画1本で香港映画界を活気づけられるかどうかはなんともいえない｡でも､とにかく自分たち自身の作品を創作する気持ちを込めた｣とｺﾒﾝﾄした｡
会見は終始なごやかな雰囲気の中で進められ､記者の日本語の質問を通訳が広東語に訳して出席者が答えるという形だったが､司会者が｢最後の質問となりますが､どなたか？｣と質問すると､会場の前方に座っていた男性記者が挙手｡突然中国語で､ｱﾝﾃﾞｨ･ﾗｳに｢お腹は減っていますか？｣と質問した｡
しかしその中国語が聞き取れなかったｱﾝﾃﾞｨ･ﾗｳは､｢何て言ったの？｣ときょとんとした表情で中国語で聞き返し､会場は一気に笑いの渦に｡その質問を投げかけた主は､特別ｹﾞｽﾄとして記者会見に姿を現したﾀﾚﾝﾄの藤井隆｡ｱﾝﾃﾞｨ･ﾗｳが｢お腹は減っていません｣と答えると､｢自分はお腹が減っています｣などととんちんかんな問答を交わし､記者会見をﾊﾟﾌｫｰﾏﾝｽの場に変えた｡
記者会見の後行われたﾌｫﾄｾｯｼｮﾝで､ｱﾝﾃﾞｨ･ﾗｳは､ｶﾒﾗﾏﾝの要求に答えるように笑顔をふりまき､ﾋﾟｰｽｻｲﾝをするなどおちゃめな一面もみせた｡(編集担当:田村まどか)
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