●趙薇(ヴィッキー・チャオ):妊婦暴行疑惑で第2回公判、姿見せず (2005/03/23)

 中国大陸の人気女優である趙薇(ヴィッキー・チャオ)の妊婦暴行疑惑に関する第2回の公判が22日午後、北京市にある朝陽法院で行われた。暴行を示唆したとされるヴィッキー・チャオと暴行に関与したとされる運転手の呉〓氏は姿をみせず、弁護人だけが立ち会った。23日付で北京青年報が伝えた。(〓は王偏に玉)
 原告の鄒雪さんは、事件発生当時、現場にいたとされる6人の証人を用意した。6人は、事件発生当時の様子を、「10数人の男たちが乱入してきた」「中にはナイフを持っていた人もいた」「乱入した男たちのうち数人は、ヴィッキー・チャオと呉〓と面識がある」などと語り、鄒さんの発言とほぼ一致していたという。
 それに対してヴィッキー・チャオ側の弁護士は、6人がみな鄒さんの友人であり、証言にも矛盾点が多いとして、口裏を合わせているのではないかとの疑問を示した。また、「証言は、ヴィッキー・チャオが暴行を示唆し、呉〓が暴行を加えたという裏付けにはならない」と反論した。
 その後、裁判官は双方に和解することを提案したが、鄒さんが調停を拒否したため、裁判官は休廷を宣言した。(編集担当:田村まどか)
(C)サーチナ


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