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　中国大陸の人気女優である趙薇(ｳﾞｨｯｷｰ･ﾁｬｵ)の妊婦暴行疑惑に関する第2回の公判が22日午後､北京市にある朝陽法院で行われる｡公判では､事件発生当時の当事者や目撃者の証言などを集めた調書が､重要な証拠資料になるとみられている｡22日付で中国新聞社が伝えた｡
　3日3日に朝陽法院で開かれた初公判では､暴行を受けたとされる鄒雪さんだけが出廷｡ｳﾞｨｯｷｰ･ﾁｬｵと暴行に関わったとされる運転手の呉〓氏は姿を見せず､弁護人だけが立ち会った｡(〓は王偏に玉)
　鄒雪さんの弁護人である鄭軍氏は､｢鄒さんは裁判所に､負傷報告書や病院の診断書を提出｡さらに､事件発生直後に派出所で作成された調書を取り寄せることを申請した｣と説明｡2人の被告は､暴行疑惑を否定しているが､呉氏の代理人は､｢呉氏はおそらく感情が高ぶっていて､乱暴な言葉を発していたのだろう｡しかし暴力はふるっていない｣とｺﾒﾝﾄしている｡
　初公判は簡潔な手順で進み､およそ1時間で終了｡しかし今回は､訴えの核心部分についての審理が行われる見通し｡(編集担当:田村まどか)

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