●蔡依林(ジョリン・ツァイ):裏切り男の曲は使えない?アルバム異変 (2005/03/18)

 台湾の人気歌手である周傑倫(ジェイ・ジョウ)の新恋人宣言を受けて、以前から交際が噂されていた蔡依林(ジョリン・ツァイ)が、今年4月下旬に発売を予定している新アルバムへの、ジェイ・ジョウの曲採用を見送ったことが明らかにされた。17日付で中国新聞社が伝えた。
 ジェイ・ジョウとジョリン・ツァイはこれまで、プライベートでの交際が噂される仲で、ジョリン・ツァイのアルバムにもジェイ・ジョウが提供した歌が収録されてきた。
 ジェイ・ジョウが提供した曲の採用見送りについて、「歌詞がまだ完成していないので、収録に間に合わない可能性がある」というのが事務所側の言い分だが、ジョリン・ツァイによると「しっくりこない」。ジェイ・ジョウとの関係を指しているのか、曲の内容を指しているのか、言葉の本意は分からない。
 ジェイ・ジョウとジョリン・ツァイは、台湾音楽界のトップを走る「黄金コンビ」ともされてきた。しかし今回の交際宣言で、事態は一気に複雑化。それ以来、ジョリン・ツァイは、公の場ではジェイ・ジョウについては口を閉ざし、同じ舞台に立つことも拒否している。そのため、次回作にジェイ・ジョウの曲が収録されるかどうかに注目が集まっていた。
 ジェイ・ジョウがジョリン・ツァイへの曲をソニーBMGに届けたのは、ちょうどジェイ・ジョウがマスコミの前で、侯佩岑(パティ・ホウ)との交際を堂々と宣言した日だった。この歌を聴いたスタッフは、「何か違う」「おかしい」などと違和感を覚えたという。結局、この歌はアルバムリストから除外されることに。ジョリン・ツァイもすんなりと同意したという。
 ソニーBMG中国語事業処の劉天建・処長は、「たしかにジェイ・ジョウが書いた歌は、ジョリン・ツァイの新アルバムの収録曲リストには入れられていない。しかし別にこの歌が悪いとは思わない。次のアルバムでは歌うと思うのでは」とコメントしている。(編集担当:田村まどか)

(C)サーチナ


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