ﾍﾞﾙﾘﾝ映画祭が開幕､中華圏からは2作品

●ﾍﾞﾙﾘﾝ映画祭が開幕､中華圏からは2作品(2005/02/13)

　第55回ﾍﾞﾙﾘﾝ映画祭が10日､開幕した｡19日に選考と結果発表が行われるｺﾝﾍﾟﾃｨｼｮﾝ部門には､21作品が参加｡中華圏からは顧長偉監督の『孔雀』､台湾の蔡明亮(ﾂｧｲ･ﾐﾝﾘｬﾝ)監督の『天辺一朶雲』の2作品が出品されている｡複数のﾒﾃﾞｨｱが伝えた｡
　ﾍﾞﾙﾘﾝ映画祭は､世界三大映画祭の一つ｡顧長偉監督は初のﾉﾐﾈｰﾄだ｡主演女優の張静初らが15日にﾍﾞﾙﾘﾝに飛ぶ予定｡新人の彼女は｢主演女優賞は考えていません｡映画が受賞できれば｣とｺﾒﾝﾄしている｡
　一方､蔡監督は数々の作品が国際的な映画賞を受賞しており､ﾍﾞﾙﾘﾝ映画祭では1997年､『河流(邦題:河)』で銀熊賞を受賞している｡
　全体では52ｶ国から343作品が出品する｡映画祭は20日まで｡(編集担当:石井一三)

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