●周傑倫(ジェイ・ジョウ):事務所の契約問題でアルバム販売差止め(2005/02/01)

 周傑倫(ジェイ・ジョウ)の所属事務所である阿爾発唱片(ALFA MUSIC)が、ギャラの支払いが遅延したことなどを理由にソニーミュージックとの契約を解消すると申し出たことに関して、ソニーミュージックは、事実関係を否定。さらに、ALFA MUSICを契約破棄で提訴した。
 また、ソニーミュージックのライバル会社であるワーナーミュージックが発売したジェイ・ジョウのアルバムライブCD『2004無与論比演唱会Live』の販売差し止めを裁判所に申請して認可を受けた。1日付で中国新聞社が伝えた。
 このライブアルバムは、1月21日に発売されて以来、1週間経たないうちに、10数万枚の売上を記録。本来発行元となるはずだったソニーミュージックは、現地の裁判所に両者の間の紛争が終結するまでの期間、アルバム販売を停止するよう求めた。裁判所はソニーミュージックの要求を受け入れ、アルバムは販売停止に。
 台湾ソニーの責任者は、「事態の進展を確認している」としならがも、「芸能人を傷つけたり、消費者の権益に影響を与えるようなことはしない」と主張。
 一方、ALFA MUSICは、2000万台湾ドルの資金を裁判所の保障金として、アルバムの通常通りの販売を再開したとされる。
 ALFA MUSICが所属する好楽迪集団も、ソニーミュージック側に「ギャラ支払い遅延などの問題が存在したことに関して、確かな証拠も握っている」として、強く抗議している。(編集担当:田村まどか)
(C)サーチナ


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