●蒋勤勤(ヴィッキー・チャオ):暴行疑惑の趙薇に代わり資生堂が抜擢 (2005/01/01)
中国大陸の人気女優である趙薇(ヴィッキー・チャオ)の長引く暴行疑惑が、日本企業のイメージ戦略にも影響している。「オプレ メーキャップ」シリーズのイメージモデルを務めていたヴィッキー・チャオが降板。代わって05年のイメージモデルに抜擢されたのは、蒋勤勤(チャン・チンチン)。28日付で中国の各メディアが報じた。中国新聞社が伝えた。
2004年7月に、「暴行示唆か?」という事件報道が流れると、資生堂はただちにヴィッキー・チャオとの契約を解消、デパートなどに貼られたヴィッキー・チャオのポスターをすべて撤去したという。そして12月に北京市で開催された記者会見で、05年のイメージモデルとして、水霊を選んだことを発表した。
一方で、ヴィッキー・チャオのマネージャーである陳蓉氏は、「日本企業は契約条件がとても厳しい。契約はこちらから解消を申し出た。資生堂との関係は良好だ」と語った。
ヴィッキー・チャオの台湾のマネージャーである王貞〓は、「資生堂との契約中、他社の化粧品、スキンケアメーカーやヘア製品メーカーなどの仕事を受けられないなかった」などとして、拘束が厳しかったことを説明。その上で、「契約を解消したのは、事件とは関係ない」と主張した。(〓は女偏に尼)
「オプレ メーキャップ」シリーズは、資生堂の中国市場における主力製品の一つ。大陸初のイメージモデルに選ばれたヴィッキー・チャオは、同社と2年契約を結んでいた。(編集担当:田村まどか)
(C)サーチナ
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