『功夫(邦題:ｶﾝﾌｰ･ﾊｯｽﾙ)』』:明日公開､興業収入で『少林足球』突破？

●『功夫(邦題:ｶﾝﾌｰ･ﾊｯｽﾙ)』』:明日公開､興業収入で『少林足球』突破？(2004/12/22)

　周星馳(ﾁｬｳ･ｼﾝﾁｰ)が監督兼主役を務める映画『功夫(邦題:ｶﾝﾌｰ･ﾊｯｽﾙ)』が､12月23日に北京市､広東(ｶﾝﾄﾝ)省･広州(こうしゅう)市など中国各地で公開となる｡22日付で中国新聞社が伝えた｡
　『功夫』は､前売りﾁｹｯﾄの売れ行きも好調で､公開前から話題沸騰の映画の一つだ｡広東華影南方院線の邱晴･副総経理は､｢ﾁｬｳ･ｼﾝﾁｰの映画にかける意気込みが伝わってきた｡興業収入にも自信がある｣とｺﾒﾝﾄした｡
　これまでの映画との違いは､米ｺﾛﾝﾋﾞｱ社が投資していることや､ｶﾝﾌｰ的要素とｺﾒﾃﾞｨがうまく調和した内容となっている点などだ｡ﾁｬｳ･ｼﾝﾁｰが国際市場に進出すれば､ｺﾒﾃﾞｨ要素が薄れて､作品自体の質も落ちてしまうと心配していたﾌｧﾝもいた｡しかし､香港でのﾌﾟﾚﾐｱ上映時には観客の反応も好調だったことから､｢前作の『少林足球(邦題；少林ｻｯｶｰ)』よりもいい作品だ｣という声も上がっているという｡
　また､中国大陸及び香港で12月下旬から公開される映画は『功夫』だけ｡まさに独走状態だ｡多くの業界関係者が､『功夫』が3年前の『少林足球』の記録を十分更新できるだろうとみている｡(編集担当:田村まどか)

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