●『天下無賊』:上海プレミア上映、劉徳華(アンディ・ラウ)赤裸々に (2004/12/06)

 今月5日、上海市で馮小剛(フォン・シャオガン)監督の新作映画『天下無賊』のプレミア上映が開催された。会場には、馮小剛監督のほか、金馬奨で「最優秀男優賞」を受賞したばかりの劉徳華(アンディ・ラウ)、劉若英(ルネ・リウ)、葛優(グォ・ヨウ)などが姿を現した。中国新聞社が伝えた。
 前日に台中(たいちゅう)市で開催された「第41回金馬奨授賞式」に出席したアンディ・ラウだったが、疲労の色をみせずいつもと変わらぬ表情で報道陣の前に登場したという。
 アンディ・ラウは、「昨日は、5−6時間の間、自分が何を考えていたか全く覚えていない。受賞できるとは夢にも思っていなかった。賞をもらった後はとても緊張していた。緊張していないふりをするのが精一杯だった」と当時の心境をコメント。
 「香港から台湾に向かう前は、みんなが絶対『最優秀男優賞』を取れるよと励ましてくれたが、飛行機の機内でファンレターを読みながら自信を失うこともあった」と不安定な気持を赤裸々に語った。
 また、今後の活動について、「これからも変わらない。(今回の賞を含め)すべてのことが、自分の選んだ道が正しいということを証明してくれた」と語った。さらに「60歳になってからも映画に出演したい。60歳には60歳なりの魅力があるということを伝えるんだ」と意気込みを見せた。
 ルネ・リウは、「観客席で、みんなが映画を見ながら笑っているのを見て、どうしてここで笑うんだろうと思うこともあった。たぶん、中国大陸と香港の文化の違いだと思う」とコメント。「もし香港で公開されれば、興業収入は1000万香港ドルを超えるのは確実でしょう」と自信を見せた。(編集担当:田村まどか)
(C)サーチナ


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