劉徳華(ｱﾝﾃﾞｨ･ﾗｳ):｢愛するあまり｣のﾌｧﾝ暴走にも動じず

●劉徳華(ｱﾝﾃﾞｨ･ﾗｳ):｢愛するあまり｣のﾌｧﾝ暴走にも動じず (2004/12/03)

　　今月2日に開催された劉徳華(ｱﾝﾃﾞｨ･ﾗｳ)のﾌｧﾝﾐｰﾃｨﾝｸﾞで､31歳の女性が､ｶﾞﾗｽを割るなどの騒動を起こし､警察に強制連行されたという｡3日付で中国新聞社が伝えた｡
　この女性は､1日のﾌｧﾝﾐｰﾃｨﾝｸﾞに､ﾌｧﾝﾚﾀｰとｽｶｰﾌを持参し､ｽﾀｯﾌにｱﾝﾃﾞｨ･ﾗｳに渡してほしいと依頼｡ｽﾀｯﾌがﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄを受け取ると､｢ｱﾝﾃﾞｨ･ﾗｳに会いたい!｣などと騒ぐなど､異常な行動に｡しかし､ｽﾀｯﾌの説得も聞き入れなかったため､警備員に連れだされたという｡
　　そして翌日2日､再びﾌｧﾝﾐｰﾃｨﾝｸﾞに姿を現した女性は､持っていた袋からﾚﾝｶﾞを取り出し､ｶﾞﾗｽを割るなどの騒動を起こした｡そのため､ｽﾀｯﾌはただちに警察に通報｡女性は､身分証明書などを携帯していなかったが､前日のｱﾝﾃﾞｨ･ﾗｳ宛てのﾌｧﾝﾚﾀｰの中に､身分証明書のｺﾋﾟｰを同封していたため､広東(ｶﾝﾄﾝ)省･翁源出身であることが判明した｡
　この事件を受けて､ｱﾝﾃﾞｨ･ﾗｳは､｢知らせを受けて､とても驚いている｡他のﾌｧﾝにけが人が出ていなかったのでほっとした｣とｺﾒﾝﾄ｡
　さらに､ｱﾝﾃﾞｨ･ﾗｳは､｢彼女は､自分への募る思いに咄嗟にあんな行動をとってしまったのだと思う｡2度と同じことはないだろう｣と女性を思いやる発言｡｢『天下無賊』のﾌﾟﾛﾓｰｼｮﾝなどで､しばらくは香港にいられないし､普段はﾎﾞﾃﾞｨｰｶﾞｰﾄﾞがついているのであまり心配していない｣と語った｡
　また｢警備を強化するか｣との問いについて､｢ﾌｧﾝﾐｰﾃｨﾝｸﾞは､ﾌｧﾝが交流をする場として私自身が設けたもの｡必要以上に警備を強化すれば､雰囲気も壊れてしまう｣とﾌｧﾝとの交流を最優先する姿勢をあらためて強調した｡(編集担当:田村まどか)

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