●タン・ウェイ、性愛シーンを演じたことを後悔!?(2009/09/24)
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高級ブランドのシンガポール店オープニングパーティーに出席した中国女優の湯唯(タン・ウェイ)が、インタビューに応じ映画『ラスト、コーション(原題:色,戒)』の性愛シーンについてコメント。「演じるチャンスを与え、新しい世界を教えてくれた李安(アン・リー)監督に感謝します」と語った。
第二次世界大戦中の女スパイという衝撃的な役柄で、激しい性愛シーンを演じ一躍脚光を浴びたタン・ウェイ。一方で中国政府には問題視され、女優活動が制限される状況に陥ったがリー監督を恨む気持ちはないという。「監督を恨むなんてとんでもない! 女優として成長できましたし、ロンドンで演劇の勉強をする時間を作ることもできました。全て監督のおかげですし、夢のような毎日でした」と微笑みを浮かべた。
シンガポールではナチュラルメイクで、シンプルながらも優雅な振る舞いでブランド関係者やメディア陣を魅了したというタン・ウェイ。『ラスト、コーション』では“演技の神様”と呼ばれる梁朝偉(トニー・レオン)が相手役で、新作映画『月満軒尼詩』では、“歌の神様”張学友(ジャッキー・チュン)と共演する。
「私はとても幸運です。実力のある大先輩と共演することで、たくさんのことが勉強できる。みなさん親切に接してくれるので、心から感謝しています。でもラブコメディーの『月満軒尼詩』は観客の反応が心配。私は真面目な面があるので、コメディーに向いてないかもしれません。上手く演じられたかどうか、完成作を見るまで自信がないんです」と不安そうに語った。今後は香港で広東語のレッスンに励み、香港映画の出演を意欲的にこなしていくそうだ。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)
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