台湾TVｱﾜｰﾄﾞ｢金鐘賞｣､ﾉﾐﾈｰﾄ作発表

●台湾TVｱﾜｰﾄﾞ｢金鐘賞｣､ﾉﾐﾈｰﾄ作発表(2009/09/16)

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台湾のｴﾐｰ賞ことTVｱﾜｰﾄﾞ｢第44回金鐘賞｣のﾉﾐﾈｰﾄﾘｽﾄが発表され､蔡岳勳(ﾂｧｲ･ﾕｴｼｭﾝ)監督のｱｸｼｮﾝ刑事ﾄﾞﾗﾏ『痞子英雄』が､11部門ﾉﾐﾈｰﾄという最多数を記録した｡
『痞子英雄』は作品賞､監督賞､男優賞など主要部門でﾉﾐﾈｰﾄされたが､主演男優賞には周渝民(ｳﾞｨｯｸ･ﾁｮｳ)と趙又廷(ﾏｰｸ･ﾁｬｵ)の2人の名前が挙がり､賞を争うﾗｲﾊﾞﾙとなった｡ﾂｧｲ監督は｢2人の中から一番を決めるなんて難しすぎる｡僕は『流星花園』の頃からｳﾞｨｯｸの成長を見てきたので､今回ﾉﾐﾈｰﾄされる理由を誰よりも理解しているつもり｡でも実力がありﾗｯｷｰなﾏｰｸも､いい俳優だ｣と2人の実力を認め､｢ｳﾞｨｯｸとﾏｰｸの勝負よりも､僕が気になるのはﾄﾞﾗﾏ賞の行方｡ぜひ受賞したい｣と笑いながらｺﾒﾝﾄ｡ｳﾞｨｯｸは｢ﾉﾐﾈｰﾄされたのは､みなさまの応援のおかげ｡ありがとうございます!｣と嬉しそうな笑顔を見せた｡
また､『Starlit～君がくれた優しい光(原題:心星的涙光)』､『ﾎｯﾄ･ｼｮｯﾄ～籃球火～』の2作で､主演男優賞を申請していた言承旭(ｼﾞｪﾘｰ･ｲｪﾝ)は落選｡｢ｳﾞｨｯｸとﾂｧｲ監督､ﾉﾐﾈｰﾄおめでとうございます｡僕はこれからも､引き続き努力を続けます｣とｺﾒﾝﾄした｡『ﾎｯﾄ･ｼｮｯﾄ～籃球火～』のもう一人の主演男優､羅志祥(ｼｮｳ･ﾙｵ)はﾉﾐﾈｰﾄされ､｢ｺﾒﾃﾞｨﾄﾞﾗﾏでﾉﾐﾈｰﾄされるとは思っていなかった｡本当に嬉しいです!｣と大喜び｡今年の授賞式は10月16日､台北市内で開催され各賞が発表される｡(編集担当:饒波貴子･黄珮君)

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