『天下無賊』:まだ続く､映像権で｢がちんこ｣ﾊﾞﾄﾙ

●『天下無賊』:まだ続く､映像権で｢がちんこ｣ﾊﾞﾄﾙ (2004/11/02)

　広州飛仕音像公司が､800万元(約1億300万円)で､馮小剛(ﾌｫﾝ･ｼｬｵｶﾞﾝ)監督の新作映画『天下無賊』の映像権を獲得した｡2日付で中国新聞社が伝えた｡
　広州飛仕音像公司の責任者は､｢250万枚販売すればｺｽﾄを回収できる｣と説明｡さらに､市場ｼｪｱを獲得するため､1週間後にはDVDを発売したいと意気込みを見せた｡
　しかし､『天下無賊』の配給会社である北京華誼兄弟公司の王石磊･総経理は､｢規定では､映画が上映されてから､2週間後に初めて､DVD､VCDなどの映像ｿﾌﾄを発売することができる｣とし､｢具体的なﾀｲﾑﾃｰﾌﾞﾙに関しては､双方が交渉中だ｣と､交渉が完全には決着していないことを強調した｡双方の相反する利益がかかわるだけに､交渉が難航することが予測される｡
　なお､年末年始の正月映画として公開される『天下無賊』は､劉徳華(ｱﾝﾃﾞｨ･ﾗｳ)､劉若英(ﾙﾈ･ﾘｳ)など豪華ｷｬｽﾄが出演することで､公開前から話題を呼んでいる｡(編集担当:田村まどか)

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