周傑倫(ｼﾞｪｲ･ｼﾞｮｳ):事務所が宣言､｢ﾚｺｰﾄﾞ会社と解約する｣

●周傑倫(ｼﾞｪｲ･ｼﾞｮｳ):事務所が宣言､｢ﾚｺｰﾄﾞ会社と解約する｣ (2004/11/02)

　台湾を中心に､中華芸能界で爆発的な人気を誇る周傑倫(ｼﾞｪｲ･ｼﾞｮｳ)のﾏﾈｰｼﾞｬｰが10月21日､28日の2回にわたり､ｿﾆｰﾐｭｰｼﾞｯｸとの契約を解消することを発表した｡11月1日付で中国新聞社が伝えた｡
　ｼﾞｪｲ･ｼﾞｮｳのｱﾙﾊﾞﾑ『葉恵美』は､中国大陸でﾀﾞﾌﾞﾙﾐﾘｵﾝを記録しており､台湾音楽界の頂点に登り詰めている｡そのｼﾞｪｲ･ｼﾞｮｳの解約申し出で､業界には激震が走った｡
　ﾏﾈｰｼﾞｬｰは､(ｿﾆｰﾐｭｰｼﾞｯｸの)報告書の提出やｷﾞｬﾗの支払いが遅延したことなどを指摘し､｢契約当初の説明と異なる｣とｺﾒﾝﾄ｡さらにﾚｺｰﾄﾞ会社のこういった姿勢を､｢歌手生命にも重大な影響を与える｣と強く非難｡そのほか､ｿﾆｰﾐｭｰｼﾞｯｸは､今年第1四半期(1－3月)に､700万台湾ﾄﾞﾙの印税を未払いであることなど､不透明性などの問題も浮上しているという｡
　しかし､ｼﾞｪｲ･ｼﾞｮｳとｿﾆｰﾐｭｰｼﾞｯｸの契約がすでに満期を迎えたにも関わらず､双方が契約金額に関する協議を行なわなかったために､関係が悪化したとの説も報じられている｡
　契約解約の知らせを受けて､ｿﾆｰﾐｭｰｼﾞｯｸ側は､｢何か誤解があったのだと思う｡もう一度きちんと説明したい｣と語った｡(編集担当:田村まどか)

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